経済学部で学ぶ学生の経済新聞考察

日本経済新聞の感想・考察を日々更新したいと思います。

誘致合戦

2005年10月29日。朝日新聞朝刊10面より考察・感想を書きます。


フランスのカダラッシュ

次世代エネルギー開発の為の実験炉の建設が始まった。

正確には「国際熱核融合実験炉(ITER)」と言う。

太陽など恒星のエネルギー源である核融合を地上で実現して、そのエネルギーを実用化しようと言う実験である。

エネルギー危機を回避するために新たなエネルギーの開発をと言う事だが実用化されるのは、早くても今世紀末になるらしい。

この建設にあたって日本の青森県六ヶ所村とフランスのカダラッシュの誘致合戦があったが、結局実験の条件が整っているカダラッシュに決定した。

ここカダラッシュは研究所が集まってるらしい。

また、この実験炉の建設でまた新たな需要が生まれる。

国際規模の実験なので今後30年間で1兆3千万の国際資金が投資され、
間接雇用も合わせて6千人の雇用があると期待されている。

何か一つ施設が建設されると、インフラ整備や道路整備などで別の需要も新たに生まれる。

オリンピック需要や万博需要が生まれるのと似たようなものだ。

イベントがあると(例えばロッテ優勝経済効果○○○億円等)経済の波及効果は周辺にも及ぶことになる。

次世代エネルギーの開発の裏には、経済波及効果を狙った誘致合戦が行われている。
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